
ALL CARBON CHAIR
樹脂成形試作センター.comが
選ばれる理由
技術・サービス
材質 | UD材 / チョップ材 / 不織布材 |
---|
総重量約1kg・耐荷重約80kgのカーボンで製作した椅子です。
インジェクション製品に比べて製品肉厚を1/3〜1/2程度に軽減し軽量化を実現しており、複合材料を用いることで樹脂単体よりも薄く・軽く・高強度の製品となっています。
座椅子部は、姿勢矯正のコンセプトのもと、製品肉厚2mm一定の設定に形状剛性をつけることでクビレと「しなり」を実現し、快適に座れます。
取付座面も座椅子と同時インサート成形(一体成形)し、ボルトナットをインサートしています。
組付け部品はカーボン3Dプリンターで製作しており、ボルト以外ALL CARBONで製作しています。
脚パイプは、グローブライド様にカーボン曲げパイプをご提供していただきコラボレーションしています。重量は210g程度で鉄の場合1kg程度になるため、約80%の軽量化を実現しています。
carbon+PA 2種類の材料で製品を試作しました。
Ver1 軽量性重視
1kg CFRP不織布 vf30程度(座椅子490g・カーボンパイプ210g・その他320g)
★不織布シートを20数枚重ねて2t(1/100程度)に圧縮成形
★vfは低めだが不織布は繊維方向がランダムのため広範囲に粘りのある強度を持たせることが出来る
Ver2 デザイン性重視
1.2kg CFRPチョップ材 vf50程度(座椅子670g・カーボンパイプ210g・その他320g)
★材料の流動性が良いため成形性、デザインが良好
★vf50が高めのためUD材でなくても強度が出やすい