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GFRP(ガラス繊維強化プラスチック)の特徴や主な用途は何ですか?

GFRPは、プラスチックの弱点である低剛性を補うために、エポキシ樹脂やポリエステル樹脂などにガラス繊維を混ぜ合わせて固めた複合材料です。鉄よりも強くアルミよりも軽いという特性を持ちながら、耐薬品性、耐候性、耐食性にも優れています。繊維強化プラスチック(FRP)の中でも比較的安価であるため最も広く普及しており、EV車のバッテリーケースのカバーなど様々な用途で実績があります。

炭素繊維の「PAN系」と「ピッチ系」の違いとそれぞれの用途を教えてください。

「PAN系炭素繊維」は合成繊維(ポリアクリルニトリル)を原料とし、高強度・軽量で自動車やスポーツ用品など市場に流通する大半を占めます。一方「ピッチ系炭素繊維」は石炭タールや石油ピッチを原料とし、超高温での焼成でも強度が低下せず、高弾性・高熱伝導・低熱膨張といった特性を持つため、産業用ロボットアームや人工衛星部材など、非常に要求スペックの高い特殊な製品に使用されます。

CFRPの「チョップ材」はどのような形状の製品に適していますか?

チョップ材は、UD材(一方向配列材)などをある一定の短いサイズに細かく裁断した材料のことです。繊維が短く分断されているため、材料の流動性が高く、非常に優れた成形性を持っています。そのため、形状の起伏が激しい複雑な部位や、細かなリブ形状など、UD材やクロス材などの長い繊維のままでは材料が入り込みにくい箇所を成形する際に非常に適しているという特徴があります。

CFRPの成形材料として使用される「UD材」とはどのような特徴がありますか?

UD材(UniDirectional)とは、強化繊維を一方向のみにきれいに揃えて配置した材料のことです。金属とは異なり特定の方向(繊維の方向)にのみ非常に強い強度や弾性率を発揮するのが特徴で、その引張強度や圧縮強度はクロス材の2~3倍にもなります。強度を出したい方向(例えば0度、90度、45度など)に合わせて向きを変えながら何層も重ねるクロスプライ積層で使用します。

CFRP(炭素繊維強化プラスチック)を金属の代替として採用するメリットは何ですか?

CFRPは、鉄やアルミなどの金属に比べて比重がおおよそ1.5~1.7程度と非常に軽く、同時に高強度・高弾性を誇る優れた素材です。さらに、金属に比べて長期間の繰返し荷重や振動に耐える「耐疲労性」が高く、樹脂による「振動減衰性」にも優れています。また、熱膨張がほとんど起こらないため温度変化による寸法変化が少なく、繊維の向きや配置で設計の自由度が高い点も大きなメリットです。

FRP(繊維強化プラスチック)とはどのような材料ですか?

FRP(繊維強化プラスチック)とは、マトリクスとなる樹脂を炭素繊維やガラス繊維などで補強することによって、樹脂単体よりも強度や剛性を大幅に向上させた複合材料のことです。強化材と樹脂の組み合わせによって特性を変えることができ、ハンドレイアップ成形、連続成形、SMC成形など用途に応じた様々な成形方法が存在します。

プリプレグ(板材)の成形のために平板金型を製作したとありますが、どのようなメリットがありますか?

CFRP複合材料のプリプレグは様々なサイズで販売されていますが、ターゲットとする製品に対して最適なサイズや厚み、UD材とチョップ材の組み合わせが常に揃っているわけではありません。そこで当社では専用の平板金型を製作し、500mm角のプリプレグを最大厚さ20mmまで成形できるようにしています。これにより、試作ごとの多様なバリエーションニーズに柔軟に対応可能となりました。

同時トリム金型を利用することで、どのようなコストダウンや品質向上の効果がありますか?

成形とトリムの2工程を1ショットで完結させることで、金型の製作費用を抑えられるだけでなく、工程省略により人件費や設備・保管・管理の手間も削減でき、約30%のコスト削減を達成した事例もございます。さらに、ウォータージェットや超音波カッターなどの別工程でのトリム加工と比較して寸法公差が正確に保たれるため、仕上がりの美しさと品質の高さに大きな差が生まれるというメリットがあります。

成形同時トリムピアス金型とはどのような技術ですか?

成形同時トリムピアス金型とは通常、成形工程で「成形金型」使用後にトリム工程で「トリム金型(不要部分の切断・穴あけ)」を使用するため2工程必要ですが、これを1工程(1ショット)で完結させることができる画期的な金型のことです。当社はこの金型の設計・製作を得意としております。さらに、製品に応じて同時トリム刃の挿入方向を設計することで、表皮の先切れや引き伸ばしなどを的確にコントロールすることも可能です。

金型の設計や製作から成形まで一貫して依頼することは可能ですか?

はい、当社では創業以来60年以上にわたり培ってきたノウハウを活かし、金型の設計・製作から成形までを社内で一貫して対応しております。本社(広島県)を拠点に全国のお客様との取引実績があります。すべての工程を社内で完結させることにより、高精度・高品質な製品をスピーディにお客様へご提供することが可能です。

対応可能な最大サイズはどれくらいですか?大型成形にも対応していますか?

当社では、構造部品や外装パーツなどの大物ワークの試作を得意としており、最大で1500×2500mmの大型樹脂成形に対応しています。具体的には、熱可塑性樹脂の成形では最大1500×2500mmまで、熱硬化性樹脂の成形では最大1400×1800mmまで対応可能です。年々大型化が進む製品設計のトレンドにも、柔軟かつスピーディに対応できる設備と技術を保有しています。

樹脂成形試作センター.comではどのようなサービスを提供していますか?

当社が運営する「樹脂成形試作センター.com」は、応原工業株式会社が提供するサービスで、樹脂成形品の1個からの小ロット生産に対応しています。自動車部品を中心とした樹脂圧縮成形プレス金型の設計・製作において50年以上の実績があり、金型の設計から製作、実際の成形までを社内で一貫して対応しているため、スピーディかつ高品質な試作が可能です。

どのようなロット数から対応可能ですか?

当社では、お客様の多様なニーズにお応えするため、1個の試作から数百個規模の小ロット生産まで柔軟に対応しております。製品仕様にもよりますが、1日あたり100個程度の生産が可能です。金型の設計・製作から成形までを社内で一貫して行う体制を整えているため、小ロットであっても高品質でスピーディな納品を実現いたします。

お問い合わせから回答まで、どれくらいの日数がかかりますか?

当日、遅くとも翌営業日以内に初期回答させていただきます。見積りも原則1週間以内にはご回答しております。お気軽にお問い合わせください。

対応可能な材質を教えてください。

樹脂単体、複合材料、サンドイッチ構造に対応しています。詳しくは「対応材質」をご確認ください。

どれくらいのロットから対応してもらえますか。

1個から小ロット生産対応いたします。

対応可能なワークサイズを教えてください。

熱可塑性樹脂では最大1500×2500mm、熱硬化性樹脂では最大1400×1800mmに対応しており、大型化する製品設計のトレンドに応じた試作ニーズにも柔軟にお応えしています。

工場見学はできますか?

はい、可能です。工場見学をご希望の場合は、事前にご連絡ください。

保有設備を教えてください。

当社は、油圧250tプレス(1800×2900)や、油圧300t(1500×2500)プレスをはじめ、複合材料成形システムや、材料加熱装置など樹脂成形の試作に対応した設備を保有しています。下記ページにて、当社の保有設備を詳しく紹介しております。

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