ALL CARBON CHAIR2

ALL CARBON CHAIRを進化させたCFRP製座椅子及びCFRP製スツールです。

ALL CARBON CHAIR2は昨年試作したALL CARBON CHAIRに引き続き
カーボンシート・CF 3Dプリンター部品・CF PIPEを使用しており、
ボルト・ナット以外は全てCF材で製作しています。

座面下のパイプとの接続部はナットのインサート成形を実現しています。

製品板厚2t設定＋姿勢矯正のコンセプトはそのままに
強度解析を用いて形状剛性を付けた製品設計を行うことで、
製品強度とランバーサポート機能を実現しています。

CFRPの材料特性と製品板厚の薄さにより、腰部分に適度なバネ性を実現しており
腰椎付近だけに適切に外力がかかることで脊柱が伸びる効果があります。

これは感覚運動反射といい、脊柱起立筋を働かせることで姿勢を改善や腰痛予防が期待できます。

≪ALL CARBON CHAIR2：曲げパイプ脚≫

グローブライド様とのコラボレーションで椅子の脚を曲げタイプのCFパイプで試作しています。
脚の設置幅が狭く、脚を自然に踏ん張るように設計されているため、自然に姿勢が良くなります。
CFRP製座椅子と組み合わせることで更に姿勢矯正機能を発揮します。

≪ALL CARBON CHAIR2：ストレートパイプ脚≫

グローブライド様とのコラボレーションで椅子の脚を全てストレートタイプのCFパイプで試作しています。
CF 3Dプリンター部品と組み合わせることでより細く美しいデザインとなっています。

【CFRP製座椅子のバリエーション】

PP/CF（チョップ材）：PP樹脂の軟らかさが座椅子腰部分のしなやかなバネ性を表現しています。

PA/CF（チョップ材）：PA樹脂の強度が座椅子腰部分の強度に直結しています。チョップ材特有の美しいデザインかつ高強度のサンプルができました。

PA/rCF（不織布）：PA樹脂の強度と不織布の粘りが座椅子腰部分の機能向上に直結しています。強度と軽さのバランスの取れたサンプルができました。

UP/CF（SMC）：UP樹脂の流動性の良さと成形性の良さが表現できています。非常に軽いサンプルができました。